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一般・患者の方へ
利用研究の審査について
お預かりした血液・髄液などの試料や臨床情報が有効につかわれ、皆さまのご信頼・ご期待に応えられるよう、しっかりと審査を行います。
まず、利用する研究者側で倫理審査を行い、研究内容が同意いただいた内容に沿っているか、試料や情報、研究費が適切に使われるかを確認します。そのうえで、当センター側では、下の3つの委員会で審査を行います。利活用推進委員会では、医学的に適切か、すなわち研究の重要性と、試料の貴重性をはかりにかけ、なるべく試料が無駄にならないよう、有効利用されるよう審査します。倫理委員会では、当センターの共同研究者の研究内容が適切か審査します。そして、契約の委員会(受託・共同研究審査委員会もしくは成果有体物審査委員会)で、利用する研究者と当センターとの間の契約内容が適切か審査します。この3つの委員会の承認が得られて、はじめて利用可能になるのです。
委員会 | 審査する内容 |
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利活用推進委員会 | 医学的に適切か |
倫理委員会 | 倫理的に適切か (個人情報保護、情報公開など) |
受託・共同研究審査委員会 もしくは 成果有体物審査委員会 |
契約内容が適切か |
利活用推進委員会 | |
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審査する内容 | 医学的に適切か |
倫理委員会 | |
審査する内容 | 倫理的に適切か (個人情報保護、情報公開など) |
受託・共同研究審査委員会 もしくは 成果有体物審査委員会 |
|
審査する内容 | 契約内容が適切か |
審査の方針は下記のように定めています。
- ・医療への成果還元を重視する。
- ・研究の重要性と試料・情報の貴重性を考慮し、最大の効果が得られるようにする。
- ・提供者の信頼を裏切らない(悪用・情報漏洩防止)。
- ・提供を通じて医学研究の発展や研究者の育成をはかる。
利活用推進委員会の規定・手順書を下記に公開しております。
ダウンロード 規定・手順書