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研究者の方へ
条件検討用試料の迅速提供
本格的な研究開始に先立って、まずは血液・脳脊髄液などの試料中に目的分子があるのか、測定にどのくらいの試料量が必要か、測定の精度はどの程度か等の検討が必要な場合があります。そのような場合に、通常の倫理審査やバンクへの申請をする前に、簡単な申請・迅速審査にて「条件検討用試料」を提供できます。複数の試料を混ぜたプール試料を提供する場合、付随情報なしで複数試料を提供する場合とがあります。
NCNPでは倫理申請の適用範囲外(「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」第1章 第3 適用範囲において「一般に入手可能な試料」)と判断しております。ただし、人由来試料の使用にあたって倫理審査が必要かどうかは各施設の判断によりますので必要に応じ各施設の倫理委員会にご確認ください。
また、条件検討用試料であっても、被験者よりご提供いただいた体の一部であることから、大切に扱っていただく一方、試料には未知のものを含め病原体を含んでいる可能性が否定できないことから注意して扱う(スタンダードプリコーション)よう、お願いいたします。
条件検討用試料ご提供の流れ
申請 → 利活用推進委員長の承認 → MTA締結 → 提供